会計士インタビュー / 和田

和田 龍馬

公認会計士

物理学×研究開発支援×公認会計士。
マルチスペシャリストとして研究開発型スタートアップの成長に貢献していきたい。

NEDO研究開発型スタートアップ支援人材の養成講座へ参加中

2025年6月から、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の研究開発型スタートアップ支援人材の養成講座に参加しています。

スタートアップ企業の支援したいという夢があり、理系出身かつ研究開発支援の経験がある公認会計士として、スタートアップ企業の成長、ひいては先端技術の社会実装にも貢献していきたいと思っています。

物理学修士、研究開発支援をへて会計監査の世界へ

大学と大学院で物理学を学び、新卒で国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に入構しました。

NEDOは、エネルギー・地球環境問題の解決や日本の産業技術力の強化をめざし、技術開発を支援する組織です。その中でも環境系、特に次世代の火力発電やカーボンリサイクルに関する研究開発の支援にたずさわりました。

技術系の専門家と一緒に仕事をする機会が多くあり、知識と経験をもとに活躍する姿を間近で見て、専門家としての生き方に強い憧れを持つようになりました。

また仕事をしながら簿記を勉強するなかで、会計や経営の面白さに惹かれ、この分野の専門家になりたいと思い、会計士をめざしました。

フィンポート入社まで

会計士の試験合格後、大手監査法人に入社し、会計監査・内部統制監査、非財務情報に関するアドバイザリーなどに従事しました。

特に非財務情報は、現在進行形で開示基準が日々策定、更新され続ける分野です。アドバイザーとしての経験を通じ、お客様が適切な開示を作成できるよう、最新の情報をわかりやすく説明できるよう努めてきました。

次第に、もっとお客様に近い距離でサポートをしたいという思いが芽ばえ、思い切って税務業界への転職を決意しました。

税務は未経験でしたので、得意分野が見つけられるようさまざまな業務を提供していること、監査法人出身の会計士が多く税務未経験でも税務を基礎から身につけられる環境があることから、フィンポートへ入社しました。

入社してから

会計記帳や申告書の作成、月次の会計状況確認などの基礎的な税務顧問を主に担当しながら、合併や事業譲渡などの組織再編、ストックオプション、相続税なども担当しています。

税務だけではなく、事業計画の策定や企業価値評価など、入社前に考えていたとおり、さまざまな業務を行うことができています。

上司会計士の全員とも距離が近く、基本的なことから相談できるため、安心して業務に取り組めています。

フィンポートグループの運営会議にも参加、新規事業などの意見を出す機会があり、組織運営の奥深さを日々実感しています。

これからの目標・夢

個人としては、困った時に真っ先に相談しよう、とお客様に思っていただける専門家になることが目標です。

フィンポートとしては、研究開発型スタートアップに会計税務の総合的なサポートを提供する専門部署を立ち上げ、スタートアップ企業の成功を支援をしていきたいと思っています。

これらの目標に向かって、これまでもこれからも、目の前の業務に真摯に向き合っていきます。