値上げ時代の価格設定

いろいろ値上げの多い最近に、私も消費者としては値上げを喜んだりしませんが、ビジネスに携わる者としては、やむを得ないのだろうと思って受け入れています。

この何十年かの間の日本企業の値下げ努力は驚異的なもので、驚くほど低価格の品やサービスがたくさんあります。それらの中には、企業努力によるものもありますが、関連して働いている人の取り分を抑えることで成り立っているものもあるでしょう。
働く人への適正配分を抑えることで低価格を成立させる時代は、もう終わって良いのだと思います。

企業は低価格を達成する努力をし、誠実な価格設定をすべきです。その価格は、提供する一連の人たちが適切な利益を得られるものでもあるべきです。
お客さんに安くて感謝してもらえているけれどもお店がやっていけないとか、赤字で供給責任を果たしているとかでは、努力がもったいないと思います。

昨今の経済環境においては、企業努力と誠実な価格設定の両方を追求した結果、価格を上げることが正解になるということは少なくないのでしょう。

会計事務所の仕事も同じで、過度な低価格で良い仕事を提供することはできません。低価格にしようとすれば、働く人の給与を抑えるか、1つずつの仕事にかける時間を減らすか、どちらかになります。両方とも業務品質を落とすことなり、お客様の発展に貢献することはかないません。低価格・低給与を良しとしていては、良い人材も入ってきてくれません。

3月始まりの今日、当社は公認会計士1名が入社し、公認会計士5名、うち税理士3名、計10名の体制になります。
これからも良い人を採用し育て、組織の規模も品質も高めていき、効率化と付加価値増によって適正価格を継続し、お客様にとっても働く社員にとっても、今以上に良い会社になっていきたいと思います。

執筆:松本光博


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